無駄な空間を解消して暮らしの幅を広げ 必要な機能を取り入れて居心地アップ!
新築時はお体が不自由なお母さまとの同居を前提に、バリアフリーを優先していたMさま邸。 その後、お母さまが亡くなり、ご夫妻と愛犬との暮らしになると、生活スタイルの変化への対応や老朽化した設備の更新の必要性を感じるように。 サンヨーリフォームへリフォームを依頼した決め手は、「この家を建ててもらい、構造を把握しているという安心感。 当時の現場監督さんの対応も良かったですから」。明るく開放的に生まれ変わった家に「断熱性も高まって住みやすいですね」と奥さまも満足されています。
外観、ガレージ
築18年の住まいは少しずつ家の老朽化が目立ち始め、ガレージが狭くて使いづらいことも悩みでした。 庭があったスペースを利用し、車1台分しかなかったガレージを2台分へ。 前面道路が狭く、以前は出し入れが困難だったため、ゆったりとした幅を確保しました。 屋根部分の取り替えと同時に電動シャッターも設置しています。リビングダイニング
ユーティリティや廊下を統合し、LDKを約18帖へ拡張。ダイニングとキッチン部分には床暖房を導入。床にはペット対応の傷つきにくいフローリングを採用。 奥の掃き出し窓は撤去して、換気に便利な上げ下げ窓付きの勝手口を設けました。キッチン
設備的な古さもあって使い勝手が悪かったシステムキッチンは、大型カウンターの対面式へ。 背面にはスライディングドアの食器棚と家電収納を造り付けました。
以前の壁付けタイプのキッチンは圧迫感も。 備え付けの収納も少なめでした。
洋室
今は応接室を兼ねたリビングとして利用している1階の洋室。 将来寝室として使うことも想定。 壁のクロスは1面だけ濃い色でアクセントに。 以前は掃き出し窓がありましたが腰窓へと変更。 ペアガラスに取り替えて断熱性を向上させています。 手前側には3枚扉で大きく開くクローゼットも設置。浴室
設備が古くなり、昔ながらのタイル貼りだった浴槽も、全面的に改装。 速乾タイプの床材を採用し、壁は少しエレガントな雰囲気に演出。居心地よく仕上げました。洗面脱衣室・トイレ
キャビネット付き洗面台を設置し、トイレの機器も交換。 脱衣室を兼ねているため、ヒートショック防止の床暖房も設置。玄関まわり
アプローチは大判タイルに貼り替えることでエレガントにイメージを一新。 玄関扉は両開きタイプを採用し防音効果も向上。 1階の外壁はサイディングを上貼りしデザイン性への配慮も。 門扉は玄関扉と同じ色調の木目調のものに取り換え、宅配ボックスも設置しました。
以前の玄関は引き違い扉でした。
<オーナー M様>
オール電化+太陽光発電で光熱費の削減にもなりました
この家を建てたときは母親が車椅子を利用していたので、廊下もトイレも広く確保していて、私たち2人にとっては無駄なスペースが多くあったんです。 これをもう少し有効に活用すれば広くできるんじゃないかと思い、今回1階の全面リフォームに踏み切りました。 現在は寝室にあたる場所を応接間のように使っていますが、将来的に2階への階段の昇り降りがつらくなったら寝室にして、1階だけで生活できるように考えています。 さらにオール電化を採用し電気契約プランを見直したことに加えて、屋根の断熱塗装と併せて約4.5kWの太陽光発電も搭載し光熱費のランニングコストが想像以上に低く抑えられるようになりました。 ガレージの増設で駐車場を借りる必要がなくなった分と合わせて、今回のリフォームで月5万円ほどの節約になりましたね